【北九州市立美術館分館】「ルミエール特別協賛 森のささやきが聞こえますか 〜倉本聰の仕事と点描画展〜」10月20日(日)まで
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2019年9月13日
リニューアルにつき休館に入った北九州市立文学館から会場を移し、北九州市立美術館分館で「ルミエール特別協賛 森のささやきが聞こえますか 〜倉本聰の仕事と点描画展〜」が9月9日から始まりました。開催初日は開会式が執り行われ、脚本家・倉本聰さんも出席されました。

開会式の様子
倉本さんにお話しを伺いました。点描画という技法を使って、作品制作を始める原点は、芝居の絵コンテを描くことにありました。デッサンをしていくうちに、ボールペンを使い分け、密に描くなど濃淡を表現していきました。その過程で「これはテレビの『画素』だな」と思いあたったとのことです。
「点を打つ時は無になって、木と会話しながら、木と細胞を描いています。木は文句を言わないから……」と語る倉本さんの言葉からは、真剣に木と向き合う姿勢が伝わります。

倉本聰さん
点描画にはそれぞれ言葉が添えられています。その言葉は絵を描きながら執筆するとのこと。こちらにもぜひ注目して、点描画とともにご覧ください。

展示の様子

展示の様子
点描画のほか、倉本さんの「仕事」について紹介する展示も見どころの一つです。これまで携わってきた脚本や、ドラマ「北の国から」で使用した「石の家」の舞台セットの展示など、ドラマ制作の裏側も垣間見ることができます。
ぜひ、会場で、倉本さんの「仕事」と約130点の「点描画」をご覧ください。
そのほか、展覧会の詳細は『CulCul・かるかる』9・10月号『文芸』でも紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
Information
ルミエール特別協賛
森のささやきが聞こえますか
~倉本聰の仕事と点描画展~
【会場】
北九州市立美術館分館
【会期】
9月9日(月)~10月20日(日)
【休館日】
会期中無休
【開館時間】
午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
【観覧料】
一般 1200(1000)円
高大生 800(600)円
小中生 600(400)円
※市内の小中学生は、「たんけんパスポート」持参で無料
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
【お問合せ】
北九州市立美術館分館
093(562)3215
- 【日時】
- 2019年09月09日〜10月20日
- 【会場】
- 北九州市立美術館分館
小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5F
- 【日時】
- 2019年09月09日〜10月20日
- 【会場】
- 北九州市立美術館分館
小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州5F
※催しは内容など変更になる場合がございます。チケットの販売状況等については各問合せ先または各施設にお問い合わせください
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