受賞トロフィーと松永室長(松永文庫にて)

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松永文庫・日本映画批評家大賞「特別賞」受賞

2016.8月号

CulCulニュース
松永文庫


 門司区にある映画・芸能資料館「松永文庫」(室長:松永武)が、第25回日本映画批評家大賞の「特別賞」を受賞した。
 松永文庫は、1997年10月に松永武さん(門司区在住)が映画研究のためにおよそ60年にわたって収集した映画・芸能関連の資料を、自宅を開放して無料公開し誕生した。2009年11月、これらの資料全てを北九州市に寄贈。北九州市の文化施設として、門司市民会館内にて無料で一般公開された。13年からは、旧大連航路上屋にて3万点以上の資料を公開展示しており、県内外から訪れる多くの来館者に映画文化を紹介している。
 今回受賞した日本映画批評家大賞は、91年に水野晴郎、淀川長治、小森和子ら著名な映画批評家が創設した映画賞である。これまで多くの俳優・監督が受賞しているが、文化拠点の受賞は松永文庫が初めて。

 

授賞式の様子 松永室長(中央)と北橋市長(右)
授賞式の様子 松永室長(中央)と北橋市長(右)

 

 近年は海外の研究者も訪れている松永文庫は、戦前から戦後にかけての映画ポスターやパンフレットなど、貴重な歴史的資料を所蔵。受賞理由として選考委員代表は、コピーでなく本物の資料をここまで多く保存している場所は非常に珍しいことなどを挙げている。
 北九州市は「映画の街・北九州」の取り組みを進めており、松永文庫を情報発信の拠点として、地域のにぎわいづくりにも努めていくこととしている。


Information
松永文庫
北九州市門司区西海岸1の3の5(旧大連航路上屋1F)

【開館時間】
 午前9時~午後5時

【休館日】
 年4回

【入館料】
 無料

【お問合せ】
 093(331)8013