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幼少期の教育現場について

2017.9月号

いろはにぴあの 永野栄子

 将棋の藤井聡太さん、卓球界の面々など、スーパー中学生の才能には目を見張ります。国民の多くがワクワクしながら見守り、その将来を夢見ます。
 よく知られていることですが、彼らの誰もが「幼少期」に頭角を現しています。たとえば、卓球でこれほど若く強い選手を輩出するようになったのは、幼児の試合や育成に力を注いだからではないかと考えます。
 楽器演奏も、ことにピアノとヴァイオリンに関しては同じことが言えます。巨匠たちの幼少期においては、ほとんどが4~6歳の間にはリサイタルを開くなど、早期に才能を開花させています。そう、幼児教育はとても大切なのです。
 子どもたちは歌ったり、絵を描いたり、身体を動かしたりすることが本当に大好きです。そして、家で1人ではできなかったことが、保育園や幼稚園にてみんなで頑張ることによって、突然できるようになるなど、子どもの力は計り知れません。そうなると、幼児教育において幼稚園教諭の持つ役割は大変大きなものがあると思うのです。子どものうちに潜在能力を掘り起こし、光り輝くべき原石を磨き、才能を伸ばすためには、幼少期の教育現場にこそ、もっともっとその道の専門家が必要ではないでしょうか。高等教育機関やほかの教育機関新設と同じくらいの大切な意義が、そこにはあるはずです。