合唱物語「わたしの青い鳥2016」公演より 撮影:梅本昌裕

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北九州芸術劇場プロデュース/市民参加企画 合唱物語「わたしの青い鳥2017」 

2017.6月号

CulCul Topic
北九州芸術劇場 
広報係 一田真澄

〜その鳥を捕まえれば、人は幸せになるという〜 
十人十色の声が奏でる しあわせのハーモニー

 北九州芸術劇場では、年間を通してさまざまな市民参加型の公演やワークショップを行っています。そのうちの一つ、合唱物語「わたしの青い鳥」は、2004年にスタートし今年で14回目を迎える劇場のレパートリー企画です。メーテルリンクの名作「青い鳥」を元にしたオリジナルの詞と楽曲を、市民参加のコーラスとプロのアーティストとの共演でつづるこの舞台。例年、下は小学3年生〜上は80歳を超える方まで実にさまざまな方にご参加いただき、延べ参加者数は1000名超。今年も5月中旬より第一線で活躍するプロのアーティストの指導のもとに稽古を重ね、6月25日(日)の本番舞台へと挑みます。

昨年のワークショップの様子

 「青い鳥」は貧しい木こりの家に生まれた兄妹チルチルとミチルが、光の精と一緒に幸せの青い鳥を探して旅に出る物語。思い出の国、幸せの国、未来の国─さまざまな場所で青い鳥を見つけますが、見つけたとたんに色が変わったり死んでしまったり…という物語から“人間にとって本当の幸せとは何か?”という普遍的なメッセージを問いかけます。通常同世代や同性同士の組み合わせで構成される合唱が多い中、「わたしの青い鳥」の参加者は“歌うことが好き”という共通項のもとに集った年齢も性別も背景も異なる人々。しかし、その色とりどりの声が重なりあい、一つのハーモニーを奏でることこそが「青い鳥」の物語に彩りと深みをもたらし、壮大な世界を描き出します。 

昨年のワークショップの様子

 また公演の特色の一つとして、合唱、ソロパートに加えて、インタビューパートがあります。「あなたが幸せを感じるとき」「お金があったらしたいこと」「大切な人との思い出」。出演者たちが語るおのおのの人生の物語に、想像の世界を旅していた観客たちもしばし立ち止まり個々のドラマに耳を傾け、そしてまた自身の人生へと思いを巡らせます。舞台と観客とが一体となり、共に“幸せ”について思いを馳(は)せる90分間の旅路。人生の定点観測のように毎年来場されるお客さまもいれば、家族全員で幸せについて考え、絆(きずな)を深めるという方も。あなた自身の“青い鳥”を探しに、ぜひ劇場へお越しください。

合唱物語「わたしの青い鳥2016」公演より 撮影:梅本昌裕




Information
北九州芸術劇場プロデュース/市民参加企画
合唱物語「わたしの青い鳥2017」

【日程】
 6月25日(日)午後3時開演

【会場】
 北九州芸術劇場 中劇場

【原作】
 メーテルリンク「青い鳥」

【出演】
    合唱/ワークショップを受けた市民のみなさん
 指揮/樋本英一
 ソプラノソロ/伊藤晴
 ピアノ/白石光隆
 ナレーション/能祖將夫

【料金】
 大人1500円 
 子ども(3歳〜中学生)1000円
 マタニティ割引1000円(要証明書提示)
 ※全席自由・2歳以下入場不可

【お問合せ】
 北九州芸術劇場 
 093(562)2655