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「あなたにあいたくて生まれてきた詩」コンクール

2021年3・4月号

文学

2021年2月26日

CulCul特集
北九州市立文学館
事務局 企画係 主任 小車恵

『「あなたにあいたくて生まれてきた詩」コンクール』チラシ

『「あなたにあいたくて生まれてきた詩」コンクール』チラシ


 文学館では「あなたにあいたくて生まれてきた詩」コンクールと、「林芙美子文学賞」「子どもノンフィクション文学賞」の二つの文学賞を開催しています。その中で詩のコンクールの受賞作品が決定しましたのでご紹介します。
 このコンクールは本市出身の詩人・宗左近、みずかみかずよを顕彰するとともに、子どもたちの豊かな想像力や表現力を伸ばし、未来の詩人や作家が誕生することを願って、2010(平成22)年度から開催しています。    
 最終選考委員は、詩人・作家の平出隆さんです。

 第11回受賞作品の中から小学生の部において「宗左近賞」「みずかみかずよ賞」を受賞した作品を平出さんの審査講評とともに紹介します(誌面が限られているため、小学生のみとなりました)。

小学生の部 宗左近賞「宇宙」

小学生の部「宗左近賞」講評
 「何かを書く時」の自分の頭の中をとらえていて、しかも「書く時」の状態そのものを詩のテーマとして書いている。普段からきっと、書くことの面白さを味わい、書くとはどういうことなのかを考えながら書いているのでしょう。
 宇宙と星との関係は、自分の頭の中と、選ばれる前のたくさんの言葉との関係にひとしい、というわけです。すると、表現のまとまったものは、宇宙の惑星にあたるはず、というわけです。最後のところ、なかなかよい表現が見つからないと諦めようとしたところでつかんだ言葉、それを新しい星の誕生に見立てました。この詩もそうやって、新しい星として誕生したのです。

小学生の部 みずかみかずよ賞 「花火」

小学生の部「みずかみかずよ賞」講評
 これは花火の光と音とを分けて、「音が好き」といいます。「ぼく」はそれだけではなくて、「しん動」も好きなのです。光、音、振動、という三つのものが、一つずつ「おくれて届く」、だから「胸の奥の奥に」まで届くのでしょう。
 とてもシンプルな詩なのですが、深く「花火」を体験しているといえますね。「おくれて届く」という観察がとてもいい。いい詩は音が響きます。次の四つの「お」の音の響きは、読む人の胸の奥に届きます。「ぼくの胸の奥の奥に/おくれて届く/あの花火の音が好き」

 今年はコロナ禍での開催にもかかわらず、県外や海外からの応募もあり、多くのすばらしい作品が集まりました。
 残念ながら表彰式を開催することができませんでしたが、文学館交流ひろばで受賞作品を2月14日まで展示しました。また、展示を直接ご覧になれない方のためにホームページやSNSでの発信も行っています。

『「あなたにあいたくて生まれてきた詩」コンクール』展示

『「あなたにあいたくて生まれてきた詩」コンクール』展示

 このコンクールは来年度も開催予定ですので、小中学生の皆さんのご応募を心よりお待ちしています。

Information
【休館日】
 月曜日
 (月曜日が休日の場合はその翌日)
【開館時間】
 午前9時30分~午後6時
 (入館は午後5時30分まで)
【観覧料】
 一般240(190)円 
 中高生120(90)円 
 小学生60(40)円
 ※( )内は30名以上の団体料金
【お問合せ】
 北九州市立文学館 
 093(571)1505


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