北九州市門司区の新門司東緑地は、関門海峡沿
北九州市門司区の新門司東緑地は、関門海峡沿いの景観スポットで、釣り場としても知られています。駐車場は5~10台ほどと狭く、休日などは混雑することがあります。阪九フェリーのターミナルから車で東へ進むと到着し、駐車場の向かいには高い堤防があります。
釣りポイントとして足場が良いので、多くの釣り人に利用されています。本記事では、新門司東緑地の釣りポイントや釣れる魚種、駐車場の位置、アクセス方法などを詳しく解説します。
目次
新門司東緑地の釣りポイントと駐車場情報
新門司東緑地は、新門司港の阪九フェリーターミナル東側に広がる海沿いの公園です。歩道や高い堤防からは周防灘の景色が一望でき、地元の釣り人に人気のポイントになっています。釣り場は足場が良く、広々としているのでファミリーからベテランまで幅広く利用されています。
駐車場は公園の端に設置されており、5~10台ほどが停められます。スペースはあまり広くないため、休日などは早めに満車になる可能性があります。
南側にある駐車場からは釣り場へのアクセスも良いためおすすめです。
駐車場の場所と収容台数
駐車場は東側突き当り付近にあり、最大で10台程度を収容します。休日は早朝から混み合うため、到着は早めに計画しましょう。大型車は停めにくいので、周辺の有料駐車場も視野に入れておくと安心です。
釣りスポットと眺望
駐車場向かいの高い堤防には階段やスロープで上がれます。堤防上からは広く海を見渡せ、フェリーの出入りも間近に見学できます。波の影響が少ない穏やかな場所で、初心者や家族連れでも安心して釣りが楽しめます。
トイレやベンチなどの設備
公園内には小さな休憩所やベンチが整備されており、釣りの合間に休憩したり食事したりするのに便利です。ただしトイレは近くにないため、出発前に済ませておきましょう。周辺に自販機も少ないので、飲み物やエサはあらかじめ用意しておくと安心です。
新門司東緑地へのアクセスと駐車場の場所
新門司東緑地へのアクセスは車が便利です。九州自動車道の新門司ICから約10分で到着します。
ICを出て国道25号線を門司港方面へ進み、新門司港入口北交差点を右折。その先の最初の交差点を右折し、道なりに進むと現地です。阪九フェリーターミナル東側の道を使うと迷わず到着できます。
公共交通機関で訪れる場合、JR門司駅から北九州市営バス「新門司1丁目」行きに乗り、「新門司港国際ターミナル前」で下車し、徒歩10分ほどです。バスの本数は多くないため時間を事前に調べておくと安心です。フェリー利用者は門司駅からタクシー送迎サービスを利用できることもあります。
車でのアクセス
新門司ICを降りたら右折して県道25号線(門司港方面)へ。新門司港入口北交差点を右折し、次の交差点を右折して道なりに進むと、新門司東緑地に到着します。阪九フェリーターミナルの看板に従うとわかりやすいです。駐車場はフェリーターミナル東側突き当りにあります。
公共交通機関での行き方
JR門司駅からは、徒歩だと距離があるためバスやタクシーを利用します。「東門司営業所行」のバスに乗り換え、石丸四丁目または新門司港国際ターミナル前で下車しましょう。タクシーなら数分で到着しますが、公共交通機関は便数が少ないため、訪問前に時刻表を確認してください。
駐車場の利用方法と注意点
駐車場は無料で開放されていますが、路上駐車は禁止です。駐車可能台数が少ないので、満車の場合は近隣の有料駐車場(フェリーターミナルや門司港レトロ周辺)を利用してください。
駐車中も車上荒らしの防犯対策はお忘れなく。フェリーターミナル周辺の有料駐車場は24時間営業ですが、長時間駐車には注意してください。
新門司東緑地で釣れる魚種と釣りのポイント
新門司東緑地では、一年を通じて様々な魚が釣れます。春はメバルやカサゴ(根魚)が活発になり、初夏以降はアジ・サバやコノシロなど回遊魚が回り始めます。秋~冬にはクロダイ(チヌ)やフッコ(セイゴ)などの高級魚も狙えます。足元が砂泥混じりのため、シロギスやカレイを投げ釣りで狙うことも可能です。
近年、新門司港周辺はロックフィッシュ(根魚)の宝庫です。堤防ではブラクリ仕掛けでカサゴ、ワームでメバルが狙えます。夜になるとアジングやルアーでアジ・メバルを釣る人も多く、ナイトゲームも楽しめます。
狙える代表的な魚種
- クロダイ(チヌ):春~秋が釣りの盛期
- メバル・カサゴ:春~冬の根魚ターゲット
- アジ・サバ・コノシロ:夏の回遊魚、サビキ釣りに最適
- シロギス・カレイ:砂地狙いの投げ釣りでヒット
- フエダイ・フッコ:秋~冬に狙える高級魚
特にアジは夏場に数釣りができるため家族連れにも人気です。冬になっても寒ボラやブリ(ヤズ)が釣れることがあります。
季節ごとの釣りのポイント
春はメバル・カサゴが活性化し、夜釣りで狙いやすくなります。初夏にはアジ・サバが回遊し始め、日中でも釣果が上がります。夏は日中の釣果が落ち着くため、夜釣りがおすすめです。秋~冬はカサゴ・メバルが安定的に釣れ、サビキ釣りでコノシロが回遊してくることもあります。潮の満ち引きに合わせてポイントを選ぶと良いでしょう。
おすすめの釣り方・仕掛け
サビキ釣りではアジ・サバ・イワシを効率良く狙えます。投げ釣りではキス・カレイ用の仕掛けを準備しましょう。根魚狙いにはブラクリ仕掛けやワーム、メタルジグが有効です。ウキ釣りではエサ釣りでチヌやメバルに対応できるウキと仕掛けを用意します。夜釣りでは足元に照明がないため、ヘッドライトは必須アイテムです。
釣り初心者向けの装備と準備
釣り初心者はまず基本の道具を揃えましょう。釣り竿はファミリーロッドや小型投げ竿、リールは2000番程度が扱いやすいです。釣り糸はナイロンラインの3号程度、仕掛けはサビキ用・投げ釣り用・ブラクリ仕掛けなどを用意してください。エサはアミエビ、オキアミ、ゴカイを持ち込み、状況に応じて使い分けましょう。
また、雨具や防寒具、手袋などの防備も忘れずに。海風は想像以上に冷たいので、季節問わず防寒着を用意すると安心です。飲食物も持参し、クーラーボックスやバケツは最小限にして身軽に動けるようにしましょう。
服装と持ち物
動きやすく汚れてもいい服装がおすすめです。長袖・長ズボンで虫刺されや日焼けを防ぎ、滑りにくい靴を履きましょう。日差し対策として帽子とサングラスも着用して下さい。釣り場では荷物置き場が限られるため、タックルバッグやリュックで身軽に行動すると快適です。
必要な釣り道具とエサ
必要な道具は釣り糸、針、重り、ウキなどの基本セットと予備の釣り針などです。サビキ釣りにはサビキ仕掛け、投げ釣りにはテンビン仕掛け、根魚釣りにはブラクリ仕掛けを用意しましょう。エサはアミエビやオキアミ、ゴカイを活用し、状況に応じて使い分けると良いです。
釣りの前に確認すべきこと
出発前に潮汐表や天気予報をチェックしましょう。濡れた岩場は非常に滑りやすいため、干潮時の釣り座の変化に注意してください。強風や高波が予想される場合は釣行を控え、無理をしないようにしましょう。また、熱中症対策や長時間釣行の疲労にも備えてこまめに休憩をとりましょう。
釣りの安全・マナー:快適に楽しむために
新門司東緑地は港湾エリアにあり、堤防は高さがあるため安全対策が重要です。足元が滑りやすいため、しっかりした靴を履きましょう。ライフジャケットは必須ではありませんが、転落事故防止のためできれば着用してください。特に小さなお子さんや夜釣り時は必ず着用し、ペットボトルやライト(ストラップ付き)も持参して安全を確保しましょう。
周囲には他の釣り人や散策客も訪れます。使い終わった仕掛けや釣り糸は必ず回収し、ゴミは持ち帰ってください。エサや釣り針は放置せず、周囲の人や環境への配慮を忘れずに。大声や音楽で周囲に迷惑をかけないようにし、釣り禁止区域には必ず注意してルールを守りましょう。
安全対策とライフジャケット
港の釣り場では転落事故のリスクがあるため、必ずライフジャケットを着用しましょう。堤防やテトラ周りは足場が高く、万一落水した場合の救命措置が難しくなります。ペットボトルとスイベル付きライトなども携帯し、万が一のときにすぐ目立つようにしておくと安心です。
足元・天候への注意
堤防や岩場は波被りで濡れると非常に滑りやすくなります。特に雨上がりや風の強い日は足元に注意し、安全なポイントで釣りを行ってください。気温や海風による体感温度が低くなるため、防寒具を用意して体調管理にも気を配りましょう。強風や悪天候の時は無理せず釣行を見合わせることが大切です。
ゴミ・近隣への配慮
釣り場や周辺環境を守るため、ゴミは必ず持ち帰りましょう。空き缶やエサのパック、釣り糸の切れ端も放置せず持ち帰るマナーを徹底してください。近隣には釣り禁止区域もあるので、看板や標識を確認しルールを守りましょう。大声やタバコのポイ捨ても控え、他の人に配慮して楽しみましょう。
周辺スポット・観光情報
新門司東緑地の近くには門司港レトロ地区があります。釣りのあとには門司港駅や旧門司税関、バナナのたたき売り発祥地などの観光が楽しめます。隣接するフェリーターミナルでは大型フェリーの出港・入港シーンを間近で見学でき、船好きにはたまらないポイントです。
また、関門海峡を挟んだ下関側には和布刈(めかり)公園があり、遊歩道からの眺望が絶景です。釣りスポットとしては関門橋下や門司港周辺の岸壁、下関の釣り公園なども近隣にあります。これらを組み合わせて釣行プランを立てると、より釣りが楽しめます。
門司港レトロやフェリーターミナルの見どころ
車で15分ほどの門司港レトロ地区では、レトロな街並みや歴史的建造物レストラン、カフェが立ち並びます。関門海峡ミュージアムの展望室や焼きカレーの店巡りも人気です。フェリーターミナルでは船舶の展示や船上レストランがあり、釣りに飽きた後の観光スポットとして最適です。
他の釣り場情報
関門海峡を渡れば下関側の和布刈公園や田ノ浦埠頭、大津川尻なども釣り場として利用できます。これらは満潮時でも釣りができ、夜間照明も整備されています。また門司区内では門司西海岸や奥田ビル前の岸壁などが有名ポイントです。これらの駐車場やマナーも確認しながら、複数スポットで釣りを楽しみましょう。
食事・休憩スポット
新門司東緑地周辺には飲食店が少ないため、飲み物や食べ物は門司港レトロ地区や近隣のコンビニで用意しておきましょう。おすすめは名物の焼きカレーや下関の牡蠣小町など。釣り後の食事は「門司港地ビール工房」や海峡ミュージアム横のレストランが便利です。
まとめ
新門司東緑地は北九州市門司区にある景色抜群の釣りスポットです。釣り場には小規模な無料駐車場が完備され、多彩な魚種を狙えます。アクセスは車が便利で近隣に観光施設も多いため、釣りと観光を同時に楽しめます。釣りをする際は安全を最優先に、駐車ルールとゴミの持ち帰りなどマナーを守って気持ちよく釣行しましょう。以上、新門司東緑地の釣りポイントと駐車場情報の解説でした。
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